水本爽涼 歳時記

日本の四季をベースにした小説、脚本、エッセイetc.の小部屋です 

2025-11-05から1日間の記事一覧

コメディー連載小説 三竦(さんすく)みが崩れた岩口家の危機打開策 -245-

この辺りで岩口家の三竦(さんすく)みの構図が、どのように崩されようとしているのか? を具体的に示そう。 切川[氏子総代] 砂 場 ↑↓ ↑↑ ○ 岩口家・陣営 宮司として骨太神社に奉仕する岩口⇔上戸町役場にに勤務する岩口⇔上戸町役場 ↑ ↑ ● 枉神(まがかみ)・陣営…

代役アンドロイド -144-

「どういう?」『従兄妹(いとこ)よ。っていっても、保の従兄妹じゃなく、馬飼(まがい)商店の中林さんって設定』「ああ、中林か…。中林なら、お前のことは知ってるから大丈夫だが…。マンション管理人の藤崎さんにはどう言う? また違うってか? 今度は言…

コメディー連載小説 三竦(さんすく)みが崩れた岩口家の危機打開策 -244-

『枉神(まがかみ)様の霊力が及ばないということですか? どうぞ…』『いや、そのようなことがあろうはずがない。どうぞ…』『では、原因は? どうぞ…』『いや、それは儂(わし)にも分からぬ。儂の霊力を撥ね返すとすれば…神々以外にはないが。どうぞ…』『ひょっ…

代役アンドロイド -143-

「怪獣と手下か…」 悪気がない言葉ながら、表現は他人に聞かせられないほど悪い。そんな沙耶だが、内心は警報ランプが点滅しており、非常態勢だった。長左衛門と里彩の足音が遠ざかると、内心の警報は解除され、沙耶は、ほっとひと息ついた。これも最近、保…

コメディー連載小説 三竦(さんすく)みが崩れた岩口家の危機打開策 -243-

ここは枉神(まがかみ)の本拠がある黒雲の上である。『ど、どうしたことじゃ! 岩口の上司への憑依(ひょうい)が上手くいかぬぞ…』 枉神は念じた霊力が撥ね返されたことに驚いた。何かが起きたのかも知れん…と感じた枉神は枉命(まがみこと)にテレパシーを送る…