2025-12-11から1日間の記事一覧
『ああ…長左衛門ね。なかなか手強(ごわ)そうよ。保が怪獣って呼ぶだけのことはありそう。あのメカの技術力は半端じゃないわね』「だろ? だから俺もビクビクなんだよ」 さすがにドアは閉じたが、保は玄関で靴を脱ぐのも忘れて話していた。『長左衛門が作っ…
『そんな心配はなさらなくても結構です。全ては私がテレバシーであなたを誘導しますから。どうぞ…』『そうですか。それならまあ、そういうことで。どうぞ…』『お疲れのところ、お邪魔しました…』 枉命(まがみこと)は、確かに自分は邪魔だな…と思いながらテレ…
「や、やはり、体育会系の女子は違うね。は、ははは…」 教授の声は笑っていたが、顔は引き攣(つ)っていた。「ははは…、トイレへ行きたかったみたいです。漏れそうって言ってましたから」 保は咄嗟(とっさ)に出鱈目を言った。自分でも考えていなかった発…
神々に枉神(まがかみ)の枉事(まがごと)が察知されていたことは、取りも直さず枉神が神ではなく枉神だという証(あか)しに他ならない。ただ、枉神は自らを神だと信じていたから神々に引けは取らない…と思い込んでいた。要は、獲らぬ狸の皮算用ということに他な…
「お前さ、解析システムで、じいちゃんがなに考えてるか分かるか?」『そりゃ分かるわよ、100%。それが、どうかした?』 ここは微笑むところだと感情システムが作動したのか、沙耶は笑みを浮かべて優(やさ)しく言った。「ちょっと、頼みがあるんだ」『…
枉神(まがかみ)の枉事(まがごと)は着々と進行し、今度こそ上手くいくだろう…と枉神サイドは骨太神社周辺の三竦(さんすく)みが崩せることを確信していた。だが、そうは問屋が卸さず、米価は高止まりして国民を苦しめた・・ということはなかったが、^^ やは…