枉神(まがかみ)の枉事(まがごと)は着々と進行し、今度こそ上手くいくだろう…と枉神サイドは骨太神社周辺の三竦(さんすく)みが崩せることを確信していた。だが、そうは問屋が卸さず、米価は高止まりして国民を苦しめた・・ということはなかったが、^^ やはり枉事は神の鳥によって天常立(あめのとこたちの)神へ逐一、報告されていたのである。
『と、いうことでございます。どうぞ…』
『そうか…やはり枉神がのう。考えつきそうな悪企(わるだくら)みじゃ。どうぞ…』
「いかが致しましょう? どうぞ…』
『そうじゃのう…。しばらく泳がすことにして模様見じゃ、どうぞ…』
『畏(かしこ)まってござりまするぅ~~、どうぞ…』
『くれぐれも気づかれぬようにいたせ、どうぞ…』
『ははぁ~、仰せのままに、どうぞ…』
『変わりごとがあれば、すぐ連絡するように、どうぞ…』
『分かりましてござりまするぅ~~』
『お見事でございますわ、常立様…』『ほんに…』
天照大(あまてらすおおみ)神と比売(ひめの)神は、異口同音に天常立神を賞賛された。
こうして、枉神が気づかぬ枉事の計略は骨太(ほねぶと)神社の神々によって、すでに察知されていたのである。
続